「大地に拒否られた…。」

陽菜の好きな紅茶を出してを何分かしてから、落ち着いた陽菜の口から今日の出来事が語られた。



「陽菜ね、大地の事好きだから…手も繋ぎたいしチュウもしたいよ。でも大地からは何もしてくれなくて…。」


「うん。」


「大地がまだちゃんと陽菜の事好きぢゃないって分かったてたけど…」



大地の部屋で陽菜は大地に迫った。



『ねぇキスして?』


そっと目を閉じて抱きついた。


グッ―


次に目を開けた時、陽菜の体ゎ引き剥がされ大地は伏し目がちに陽菜に言った。


『やっぱり陽菜とは付き合えない。』



――――――――


告白した日はラブラブだったのに、次の日の放課後には雰囲気がおかしかったって…。


練習が終るのを待ってた時の大地の表情が脳裏に浮かんだ。



「何があったのかな?
やっぱり最初から陽菜の事少しも好きぢゃなかったのかな?」



「陽菜…直接理由聞かなかったの…?」


私はうつ向く陽菜の顔を覗き込んで聞いた。


「怖くて聞けなかった…だから…っ…陽菜…"陽菜も大地の事本気ぢゃなかったよ"って…笑ってバイバイしてきた…。」