ニヤニヤしながら俺の両脇に立つふたり。
「へー」と由香里がからかうように呟くと
「ほー」と仁奈が続けて呟く。
「………なんだよ」
「哲ってさ、そんなに甘いもの好きじゃないよね?」
由香里が新しい玩具を見つけた子どものような目をして聞いてきた。
確かに、甘いものが好きかと聞かれたらそこまで好きではないけれど、
唯が甘いものが好きだからという理由で最近コンビニやスーパーへ行ってもついついお菓子コーナーが目に入る。
「そんな人がミルクプリンを見つけるって、ゆかりん、これはもうあたし達にではなく唯ちゃんの為に探したとしか考えられないよね!?」
探偵ごっこよろしくな仁奈が最近までやっていた探偵物のドラマの主人公のマネをしている。
果てしなく、ウザい。
「へー」と由香里がからかうように呟くと
「ほー」と仁奈が続けて呟く。
「………なんだよ」
「哲ってさ、そんなに甘いもの好きじゃないよね?」
由香里が新しい玩具を見つけた子どものような目をして聞いてきた。
確かに、甘いものが好きかと聞かれたらそこまで好きではないけれど、
唯が甘いものが好きだからという理由で最近コンビニやスーパーへ行ってもついついお菓子コーナーが目に入る。
「そんな人がミルクプリンを見つけるって、ゆかりん、これはもうあたし達にではなく唯ちゃんの為に探したとしか考えられないよね!?」
探偵ごっこよろしくな仁奈が最近までやっていた探偵物のドラマの主人公のマネをしている。
果てしなく、ウザい。