唯が帰宅していつものメンバーでスタートした飲み会。
律以外はみんな程よく酒が入り、くだらない話をしながら笑いが途切れることはなかった。
「あっ、そういえば!今年の軽井沢なんだけど、親父の仕事の都合で今度の土日しか予定取れないんだけど、どうする?」
充が思い出したかのように話を遮ってきた話題は毎年このメンバーで行っている軽井沢旅行。
充は結構良いとこのボンボンで、毎年この時期になると充の家の別荘に遊びに行っているんだ。
「おいおい、今年は随分急だな。もちろん行くけど」
大志はいつも、旅行先で出会いがあるかも!と豪語しているから、こいつの場合は這ってでも行くんだろうな。
「待って!手帳見るから……オッケー!大丈夫!」
仁奈が手帳を確認して指でオッケーポーズを取る。
「ごめん、今年はパスするよ。さすがに愛理を置いて1泊はできないし」
子どもがいるから不参加の律。
充が行くってことは当然由香里も行く訳で、
「哲は?大丈夫か?」
「あぁ。大丈夫」
唯と今度の土日に何か約束をしている訳でも、予定がある訳でもないから首縦に振る。
律以外はみんな程よく酒が入り、くだらない話をしながら笑いが途切れることはなかった。
「あっ、そういえば!今年の軽井沢なんだけど、親父の仕事の都合で今度の土日しか予定取れないんだけど、どうする?」
充が思い出したかのように話を遮ってきた話題は毎年このメンバーで行っている軽井沢旅行。
充は結構良いとこのボンボンで、毎年この時期になると充の家の別荘に遊びに行っているんだ。
「おいおい、今年は随分急だな。もちろん行くけど」
大志はいつも、旅行先で出会いがあるかも!と豪語しているから、こいつの場合は這ってでも行くんだろうな。
「待って!手帳見るから……オッケー!大丈夫!」
仁奈が手帳を確認して指でオッケーポーズを取る。
「ごめん、今年はパスするよ。さすがに愛理を置いて1泊はできないし」
子どもがいるから不参加の律。
充が行くってことは当然由香里も行く訳で、
「哲は?大丈夫か?」
「あぁ。大丈夫」
唯と今度の土日に何か約束をしている訳でも、予定がある訳でもないから首縦に振る。