「ねっ！そこの人！」

「っ!!!!」

声をかけてきたのは
見知らぬ男子。
歳は私と一緒なのかな？

「え…？」

「名前なんてゆーの？」

いきなり人の名前聞く！？
まずは紳士のように自分からゆーものでしょっ！？

「まず、あなたが名乗ったら？
それ常識じゃない？」

ふっ、言ってやったっ！！

「えっ？あー、俺は夷隅 陽醍！あっちにいるのが、須川 桐也！俺達、幼なじみなんだっ！」

「へぇ…」

「あんたは？」