「彩花っ!!!!」 「祐樹??!!」 そこにいたのは息を切らした祐樹だった。 「どうし.....っ」 ギュッ どうしたの? そう聞こうとしたとき、 祐樹に抱きしめられた。 「良かった...。 高橋蒼汰に連れて行かれたって聞いたから...」 そうか。そうだよね。 アイツのファンが騒いでいたら、 嫌でも耳に入るよね。 祐樹、心配して探してくれたんだ。