僕はお母さんが好き。
僕の家は他の家とは少し違うらしくて、ぼし?家庭とかいうお母さんしかいない家だ。
周りの人たちは僕とお母さんで住んでる家はさみしくない?ってきいてくるけど、全然そんなことないよ。
たまにお母さんから、お父さんいなくてごめんねって謝られるけど僕はお母さんがいてくれればなんてことない。
おかあさんと毎日してる散歩。
今日の散歩も楽しいなー。
_人人 人人_
ドンッ
 ̄Y^Y^Y^Y ̄
何が起きたんだろう。
あれ?何も見えないよ、お母さん。
怖いよ。
どこにいるの、お母さん。
返事してよお母さん。お母さん?お母さん、おかあさん、おかあさん、オカアサンオカアサンオカアサンオカアサンオカアサンオカーサンオカーサン…
((…ッ!!……ぉい!…おき…っ!だい‥う.…っ?!【……ー…ピーポー…ピーポー…ピーポー……】…っ!!わ‥く‥?!!…たるく‥だよ‥?!おきてよ渉くん!…ねぇ!僕だよ!!…))
声、きこえる。誰の声だろ。
もしかしてほくと君?
ねぇ、おかあさん、北斗君が呼んでるよ。
僕遊びたいなー。
ねぇ、お母さん?返事してよ、ねえ、おかあさん。ねぇ、ねぇってば…。
ーー既にこの時、少年の母親は首の骨を折ってしまい、更には出血多量によるショックで亡くなっていたーー