自分からもう一度聞いたくせに
我慢できなくなってつい
話しの最中に割り込んでしまった


「っ…おい…ちゃんと話きけよなっ」

「ごめん、うれしくて、でもほんとに私なんかでいいのかなって?祐也はすごくいろんな人にもてるのに、私よりかわいい人もいっぱいいるし、もっと良い人もいっぱいいるのに」

そーいうとさっきよりもずっと強い力で
抱きしめられる

「いいに決まってんだろ、てかお前がいいし」

「っ…なにそれ、そんなの反則だよ」

やっぱり祐也はずるい
こうやって私をどんどん自分から
離れられなくさせていく