恋人になった桃くんの


今日も甘い癖。


「ねぇ、また聞かせて?」


その囁きに、あたしは顔を赤くする。


何度でも、この甘さを感じたくて。

何度でも、その言葉が聞きたくて。



「――大好き」






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