お母様「男の子と女の子よ?名前は…聖名ちゃん、仁名ちゃん。つけてあげて?」

「「いいの?」」

お母様「ええ、」

「陽名と晴馬」

私がぼそっとつぶやいた。

私「仁名ちゃんは?」

仁名「同じ。」

お母様「さすが双子ね。陽名と晴馬…いい名前だわ。」

お父様「ホントだな!遅くなったが、おかえり。聖名、仁名。そして、おめでとう、お前。そして、聖名、おめでとう、左手の薬指の指輪。いい人が見つかったんだな。」

「「はい!」」

私「え、なんのことですか?」 

お父様「聖名は相変わらず鈍感だなぁ。」

仁名「ま、後々わかるはずよ?」