総長以外は嘘だろと言うような目で私を見つめてきた。
「まじか。楓が負けるなんて。
じゃあ、次は俺が行く。本気で行くから覚悟しろよ。」
「分かりました。始めましょう。」
そう言って私は構えの姿勢に入った。
「2回目の勝負 直人vsつぼみ。始め!」
南は澤野と違って、始まってすぐ手を出してきた。
私は南の手首を掴み、こちらに引っ張ってバランスを崩させ、背中に肘鉄を食らわせ気絶寸前まで追い込んだ。
「そこまで!この勝負、つぼみの勝ち。」
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
設定されていません
読み込み中…