夏「は、初めまして!藤井夏恋です!よろしくお願いします!」

…え?反応がない?
パッと前を見たら皆顔が…なんていうか…赤い

ク「やばい!めっちゃ可愛い!」

え?

ク「よろしくなーー!」
ク「よろしくねー!」

よ、よかったぁ…
嫌われてるのかと思った…

先「よーし質問あるやつー!」

そんな高度な!先生…

?「はいはいはいー!」

先「だー!うるせぇ!さっさと言え!」

理「はいはい!笑 田崎理子って言います!どこからきたのー?」

夏「え、えっと…東陽学園で…」

理「東陽?!あったまよすぎ!」

先「はーい田崎座れー」

理「なっ!先生ひどい!」

ク「爆笑」

よかった…楽しそうだしみんな優しそう。

先「はぁ…藤井、残念だな」

え?

先「お前の席はあのうるさいちびの横だ笑」

理「ひっど!いいもーん私夏恋と親友なるんだから!」

ク「もう呼び捨てかよw」

理子「未来の親友だからいいんですーw」

先「仲良くしなくていいぞ笑 ほら席つけー」

席に向かう途中みんなによろしくねって声をかけられた。よかった。

理「夏恋!よろしくね!私も呼び捨てでいいよ!」

夏「うん!理子、よろしくね!」

すると理子はぱぁって笑顔になった。
その時私は感じた。
あ、この子はきちんと面と向かってくれる。優しいいい子だなって。
本当に理子となら親友になれる気がした

その時は理子とのおしゃべりに夢中で後ろからの視線に気が付かなかったんだ。