春は、なにも変わらないまま過ぎていって
毎日ドキドキだったのにも慣れてきた。
部活も最初らへんは、いろいろあったけど今はみんな仲良くしてくれてるし。



木々が緑に染まったころ、愁とは話もしたことが無くなにも展開がないまま、
梨音は夏休みを迎えていた。