地下の階段めーっけ!

子供に戻ってるよ、俺。

え?扉が6個あるし。。

どれ開ければいいんだよー!

「ここの扉はむやみに開けてはなりません。」

と若い女の人が。。

「私の名は、川平明稀羽(かわひらあげは)。魔界人です。」

俺「ま、魔界人?ふざけるのもいい加減に………

明稀羽「ふざけてなどいませんわ!私は魔女。魔界の名は、ラミラ。」

俺「俺んちに何のようだよ!」

明稀羽「あなたが扉を開けようとしなければ私は出てこなくて済んだのに。。。
あなた、名前は何?」

俺「俺は、上田玲音。ここの一人息子。」

明稀羽「で、では、あ、あなたが。人間の地に暮らす魔界人ですか?」

俺「…は?何わけわからねーこと言ってんだよ!俺は、家の中で探検してんの!邪魔しねーでくれよ。」

明稀羽「…楽しい世界に案内しましょうか?」

俺「…じゃ。連れてってくれ!」

明稀羽「かしこまりました。」