教室につき、中にはいると• • •
「ねぇ!みこちゃん!同じクラスに王子がいるよ!」
と、突然りさが不思議なことを言い出した。
王子• • •?
「あのさ、りさ。ここは学校でね、りさが夢見るような王子様は勉学に励むこの学校には現れないのよ。。」
うん。我ながら正論を言ったとおもう。
「またそんな屁理屈みたいなこと言って• • •みこちゃん王子知らないの?三嶋奏斗(みしまかなと)だよ!この学校で知らない人はいないぐらいだよ!?」
三嶋、、、あれ?なんだっけ。今聞いたばっかりなのに下の名前わすれた。
老化かな。
「へぇ~その三嶋なんちゃらっていう人がいるのね。このクラスに。てかなんで王子?まあどうでもいいけど」
「みればわかるよ!全くもー。みこちゃんてほんと、男の人に全然興味ないよねぇ昔から。(ボソッ みこちゃんはこの辺じゃ一番美人だって有名なんだけどな• • •自覚なしか• • •」
最後らへん何て言ったか聞こえなかったけど、聞き返すのも面倒くさいしまぁいっか。
「興味ないや。そんなことより席着こうよ!どこー?」
「みこちゃん廊下側の1番後ろだよ。私は、、あ、そっか。出席順だから私窓際の前から2番目だ。」
名字が「吉川」の私は当然番号後ろのほうで、「新井」のりさは前のほうだね。
「そっか。りさとは席遠いのかーつまんないー」
「でも、一緒のクラスだからこれからいっぱい遊べるね!」
満面の笑みで言ったりさがとてつもなく可愛い。