メガネがよく似合って、 笑う時はすこしだけ口の右端が上がって、 いつも少し寂しそうな目をしていて、 怒るとちょっと怖くて、 だけど私のことになるとこれ以上にないくらい優しくしてくれる― そんなあなたが大好きだったの。 初めてこんなに好きな人ができたのに、 私じゃあ叶えることができなくて、想いを伝えることができなくて。 どうしようもない想いを抱えていたあの頃。 あなたは覚えていますか? 今、何をしていますか?