Dreamcatcher

「あ、待って、名前は?」



「俺の?名前なんかねぇよ。そっちで適当に付けてくれ。」



「わかった…。あ、銀ちゃんでいい?」



「却下。ダサすぎだろ。」



「いや、もう決めたから。よろしく、銀ちゃん。」



私がそう言うと、銀ちゃんは微笑みながら、静かに歌い出した。