重い足取りでゴミ捨て場へ向かう。 近くなると、なにやら話し声が聞こえてきた。 ごみ捨て場は校舎の横にあるので校舎の裏に誰かいるのかな、なんて考えていた。 ゴミを捨て、ふと校舎の裏を覗いて見た。 ────もし、この日ゴミ当番に当たっていなければ、校舎の裏を覗いてなんていなければあんなことにはならなかったのかもしれない。 「────っ!」 そこでは、知らない男女がお楽しみ中だったのだ。