「あぁ」

「けど、迷惑だよな。普通…」

爽太君もしかして…

「爽太君、竜は嬉しく思ってるよ!私、
竜と昔から仲良しだから、大体のことはわかるよ!竜は爽太君のことがすーーーーーっごく大好きだよ!だから、竜は爽太君のこと迷惑だなんて思ってない!」

わ、私…しゃべりすぎた?爽太君しゃべらず黙っている。

「ぷっっ!!あははははは〜!」

ええ?!なに?!

「赤城が上手くフォローしてて…あはは!はぁ〜笑った」

「笑わせるつもりじゃないのに」

ましてや、フォローしたつもりじゃなくて本心で言ったのに!

「………ありがとな」

?!。今爽太君ありがとうって言った?!

「爽太君?」
「見んな!」

わっ!私は目を爽太君の手で押さえられた。だけどね、爽太君…耳真っ赤。

「ふふっ。はずかしがりやなのは変わってないね」

聞こえないくらい小さな声で言った。

「あぁん?なんか言ったか?!」

あ、いつもの爽太君に戻った。

今の俺様な爽太君には寂しい顔は似合わないよ。…昔の爽太君にもね…