【翌日】
「…じゃあ今日までに文化祭のすること決めろよー」

「えっと…何かいい案がありますか」

「屋台がいい!」
「俺、休憩所!」

「あのさ、このままじゃ決まらないから多数決にしようよ」

美空が言ったけどみんなは聞かなかった。

「えー。俺メイド喫茶いがいしたくねぇ」

みんなが自分の意見ばっかり言ってたので美空がイラッとしたのか顔が怒ってる。

「あの!全部やるのは…どうですか?」

「無理だろ〜」
「適当なこというなよ〜!」

「ちょあんた達いい加減に…」

「コスプレは私たちがして、メイド喫茶とはいかないけど休憩所みたいになって…そこで接客しながら屋台とかにあるお菓子とかをメニューにして出すって言うのは…どうでしょうか…」

「いいな!」
「うん!確かに全部はいってる!」
「それなら楽しそう!」

「じゃ、じゃあ…コスプレカフェって事で紙を提出してもいいですか?」

「「「「いいです」」」」

決まってよかった。そう思いながら席に着いた。

「絵美奈すごいね。そんなの私も思いつかなかったよ!」

「ちがうよ。美空があの時言ってくれて…それで…そのせいで美空がいろいろ言われたらいやだと思ったから口からポロってでたの。美空のおかげだよっ」

「絵美奈ぁ〜。あんたいい子だわぁ〜!
こんな子他にいないよ!!爽太に取られないようにしないと!!」

「ええ?!とられないよっ!」

「お前等…いい友情だなぁ〜」

隣で桐島君が涙をポロポロこぼしながら言った。

「ていうか、絵美奈が大変な時ずっと寝てたでしょ!桐島!」

「わりーな。眠くてよぉ〜」

「もぉ!」