「絵美奈、余計なことは考えない!!」
ふふっ。私の思ってたことわかったみたい…。
「うん!じゃあ教えるね。」
「赤城〜美空に教えたら次俺らにも!」
「…はい!」
私が先輩におしてるなんて…とか思ったけどみんなはそんなことどうでも良いんだろうね…。文化祭成功させたいって思ってる。ですよね?
「絵美奈?」
「あ、ううん!!えっと…ここはこう」
「こう?」
「違うよ。こう。こっちに向けて…そうそう!…でここのタイミングでジャンプ。さっきの美空は少し早かったから」
「絵美奈よく見てるね?!気をつけるよ!」
「うん!」
「…こうして…こう!…できた?」
「できたよ!」
美空は教えたらすぐ出来るからすごいなぁと思う。
「おーい。赤城!」
「はい!美空ちょっといってくるね」
「OK!私、さっきの確認しとく!」
「ここなんだけど、3人でやったらぶつかるんだよな。いろんなタイミングで飛んだんだけど…」
「うーん。やってみてもらえますか?」
「…部長は右足が軸になってるので左足を、軸に飛んでください。森山先輩は飛ぶタイミングが0.5秒くらい遅いです。逆に上条先輩は早いです。」
「…」