「おう!いいじゃん!俺らも少し変えたんだけど!」

「みんなであわせてみませんか?!」

「そうだな!」

結果は、ぼろぼろ。変えてタイミングが変わったのでバトンがぶつかったり、
足を踏んでしまったりとみんなしていた。

「全然悪くなったな…」

「ああ。だけど…」

「前より、良い踊りだと思います!!」

「私も!今までは慎重すぎだったけど、今回は難しいことにチャレンジみたいな!」

「そうだよな!…ていうか赤城だけはしっかり動けてたよな…みんなの動きに会ってたし、赤城はずっげぇきれいに踊ってた」

「部長…。そんなこと…」

先は言わずに止めた。だって。確かに私はみんなの動きを見ながらタイミング良く踊れてたって自覚あるから。

「自覚あるじゃん!」

「それは、踊りがよかったので気持ち良く踊れて、だから…自覚があるっていうか…なんというか…」

「絵美奈!私に教えて!絶対頑張るから!」

美空…。私だったら出来ないけど友達はできるんだったらもうやめたいと思う。美空は、すごいな。