野外活動前の避けては通れない苦痛の時間。

苦しいというよりは、痛いというよりはただただ惨めだ。


それが野外活動の班で集まり行う交流会みたいなもの。

一緒に活動するから仲良くしましょうなんて、簡単に仲良くなれたら1人じゃないって、文句言ってやりたくなる。


そして予想通りと言うべきか、私を除く班の人たちで盛り上がっていて。

私と班の人たちの間に深い溝が見えるようだ。


ちなみに私の班はクラスの中で唯一の5人班。

女子は私と吉野さんのみ、あと3人は男子である。

女子とすら話せないのに、男子相手なんて難易度が高すぎる。