「私は、サバサバしてて好きですよ。冷たいというより、アッサリとしてて」

ハッキリとそう言って、先輩方に一礼をしてからその場を去った。

帰ってきた瞬間なにやらいろいろ持っている私に2人は驚いていた。

けど、わけを説明すると納得してくれて、みひろんにはよくやったと言ってもらえた。


それからその日の帰り、急いで翔也くんの病院に顔を出した。

もちろん翔也くんは私の持ってきたものに驚いてはいたけれど、嫌そうな顔はしなかった。

ただ私が歯向かったことにとても心配している様子だったけれど。

まあきっと大丈夫だろうと言っておいた。

それに、どっちにしろ何をされても大丈夫。

きっと、みひろんも真樹くんも味方だから、もう怖くはなかった。


それから明日のために準備をしてから、私はゆっくりと疲れをとって眠りについた。

最近はよく眠れるのだ。