「…っえ?」


思わず変な声が出てしまった。


いきなり、なんだよ。

それ。



「あっ、えっと、なんていうかそんな深い意味とかはないんだけどさ……その、客観的に見てわたしってどんな風なのかなって!」



目をキョロキョロとさせながら言うれみ。


ちょっと焦ってる?



でもなるほど。

そういう意味か。



「んー…なんつーか放っておけない妹って感じ?」



まぁ、本当は放っておけない程好きな女、って言いてぇんだけど…。


どうしてもそうは言えなかった。




「そっ、か。妹かぁ……。ふむふむ」



ホットティーと弁当をテーブルに並べ終わり、ふたりで向かい合って座る。