黒いタイツから透けて見える脚を手で必死に擦る後ろ姿を抱きしめて温めてやりたいと思ってしまう。
まぁ、そんなことは当然出来ないわけで、俺は買ってきた弁当を温め、お湯を沸かし、ホットティーを2つ作る。
1つのホットティーには砂糖を1本入れる。
これはれみの分。
「ねぇ、陸」
「ん?」
温めた弁当をテーブルに並べてると、電気ストーブの前のれみに声をかけられ、反応する。
「陸ってさ、わたしのことどう思う?」
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