遼「う、うん?」

私「気がついた?もう大丈夫?」

時刻は夕方5時。

お母様は多分、夜の9時くらいに帰ってくるのかしら。

遼「大丈夫。ゴメンな。」

私「な、なんでいきなり謝るのよ。」

遼「気持ち抑えられないから。」

私「?え?どういうこと?」

遼「俺、お前が好きだ。付き合ってくれ」

私「これを見てもそう言える?」

遼「ん?何?」

私は、ついさっき魔女の覚醒した体に狼女の覚醒が始まっていた。

私「…目、とじて。私がいいって言うまであけちゃダメだよ。」

遼「わ、わかった。」

私は、心で『魔女の姿になれ!』と唱えた。

私「目、開けて?」

きっと驚いちゃう。