きっとタウイかりおんあたりが余計な事言ったんだろ。
 
 一番高い見晴らしのできる木に登って横になった。
 綺麗な青空がどこまでも続いていて、まぶしい。

 ....いい天気、だな。

 小鳥が俺の頭の上に留まる。
 
「....ああっ、うとおしい!」

 払いのけると、小鳥はどこかに行った。
 下の方から足音が聞こえて、耳を澄ますと見知った奴だ。

「....しおん、これは僕のおせっかいかもしれないけど、まりあちゃんきっとしおんのことがー」

「それ以上はお前でも殺すぞ」

「しおん...」