雛子side

早速、練習試合が始まった。



「マネージャーは、他校のマネージャーと昼飯を作ってくれ」



そっかぁ。こんなにたくさん人がいるから朝から作んないと間に合わないよね…。



『はい、わかりました』


「さぼんじゃねーぞ」


不意に頭に大きな手が乗った。


『あ、蒼!さぼんないよ…!』


「午後は俺のこと見とけよ」


『…!///』


蒼…。いつからそんな性格になったのよ…!



諦めようと思ってたのに







もう諦めきれないよ