雛子side
『やばいっ!遅れるー!』
私は今日から都立中央高校の2年生になります!
…って始業式早々遅刻しちゃうよ〜!
なんでかわかんないけど始業式の日は寝坊しちゃうんだよね…。
『お母さん!いってきまーす!』
勢いよくドアを開けたら
「い"てっ!」
『え!蒼!?なんで…。』
ドアの前には隣の家に住んでいる幼なじみの蒼が居た。
私が勢いよくドア開けたら肩をぶつけたみたい。
「なんでの前に言うことあるだろ〜」
『ご、ごめんなさい…。』
「ん。」
『ていうかなんで…?』
いつも一緒に学校に行ってるわけじゃない。
小学生のときは一緒に行ってたけど、高校生ともなるとやっぱり話す機会も少なくなった。
「お前、始業式の日は絶対遅れるだろ。
よし、じゃ走るぞ」
『え"?』
その瞬間、蒼は私の手を掴んで走り出した。
ちょっ…!手……!
蒼は運動神経抜群だから走るのも超速い
追いてかれないように必死だから照れる暇もない。
「着いた〜!ギリセーフだな」
『ハァ…。う、うん…。』
ちょっと俺様なとこもあるけど
始業式の日は私が遅れると思って待っててくれたりするところとかは
やっぱり優しい。
『やばいっ!遅れるー!』
私は今日から都立中央高校の2年生になります!
…って始業式早々遅刻しちゃうよ〜!
なんでかわかんないけど始業式の日は寝坊しちゃうんだよね…。
『お母さん!いってきまーす!』
勢いよくドアを開けたら
「い"てっ!」
『え!蒼!?なんで…。』
ドアの前には隣の家に住んでいる幼なじみの蒼が居た。
私が勢いよくドア開けたら肩をぶつけたみたい。
「なんでの前に言うことあるだろ〜」
『ご、ごめんなさい…。』
「ん。」
『ていうかなんで…?』
いつも一緒に学校に行ってるわけじゃない。
小学生のときは一緒に行ってたけど、高校生ともなるとやっぱり話す機会も少なくなった。
「お前、始業式の日は絶対遅れるだろ。
よし、じゃ走るぞ」
『え"?』
その瞬間、蒼は私の手を掴んで走り出した。
ちょっ…!手……!
蒼は運動神経抜群だから走るのも超速い
追いてかれないように必死だから照れる暇もない。
「着いた〜!ギリセーフだな」
『ハァ…。う、うん…。』
ちょっと俺様なとこもあるけど
始業式の日は私が遅れると思って待っててくれたりするところとかは
やっぱり優しい。