「潤ちゃ~ん!私、就職先決まんないよ-。」

私は泣きながら、隣の机に寝そべっていた潤ちゃんに向かって飛びついた。

「う、うぅ…。三坂さん…苦しい…離して…」

毎回毎回この繰り返し。

潤ちゃんはこの塾の優等生だ。

だから、そのうち就職先を見つけもう会えなくなっちゃうかも…

だから色々と考えた。

だけど今日、私の就職先決まりました-!