ピンポーン!

ミキちゃんの家のインターフォンを鳴らした。

するとすぐに声が聞こえた。

「はーい。どちら様ですか?」

あれ?ミキちゃんの声?…

そう思いながら応答する。

「ミキちゃんと同じクラスの新田です。お見舞いに来ました。」

すると…

「新田くん?お見舞い?…待って、今開けるから!」

あっ、やっぱりミキちゃんだった。

すると、今までのテンションが嘘みたいに高くなった。

ミキちゃんの声が聞けた…そして、会える…

そうドキドキしていると、ドアが開いてそこにはミキちゃんが立っていた。

「あれ?ミキちゃん、熱は大丈夫なの?」

「さっき熱を計ったら、平熱に戻ってたよ…」

もう治ったんだ!

でも、ミキちゃんの病状がよくなっていて安心した。

「良かった。心配してたよ、ミキちゃん。じゃあ月曜日から学校は来れるの?」

そこが一番大事。

2回休みだと、すごく寂しい…

「学校?行けるよ♪」

あぁ、良かった。

俺は、そのあと嬉しくて笑顔で家に帰った。