「屋上でメシ食おう。」「あっうん…ごめん夏帆と恵莉!食べにいってい?」
「全然いいよ!つか彼氏いたんだねぇ。しかもイケメンっ。」
「面食いですから~なんちゃって。」
小声で満里奈はそういって彼氏とお昼へ…。
「あー超羨ましいっ。あたしもほしーい!」
夏帆が虚しい叫びを上げる。
彼氏……か。
あたしはまだそんなことを考える気持ちにはなれなかった。