「お前、頑張ってるよ。」


夜に光るネオン。


暗い車内で、時々浮かび上がるライターの火。


赤信号で停止しては、頭を撫でてくれる中川の手。


ゆっくりと流れる音楽。


少し楽しそうな中川の横顔。


そして、もう少しで家に着いてしまうのを、惜しく思ってる自分。