―――…放課後。


ガラガラ~。


やる気なくドアを開け、あたしは変態教師の前に立つ。


「お前…部屋に入る時は、ノックくらいしてけ。」


「―――…うざ。」


何で変態教師の説教なんか聞かなきゃダメなんだよ。


髪の毛をくしゃくしゃしがら、変態教師を睨み付ける。


「――…お前、東條幸人と付き合ってるんだろ?」


ニヤッ…と嫌味な笑顔をみせ、変態教師は笑った。