「お前、教師に向かってエラソーな面だな?」


あたしの顎を親指と人差し指で掴み、グッと自分の顔に近付けてくる。


「な…によ?」


「悪いお嬢様にはお仕置きだ☆」


中川は、あたしの頭にコツ…と頭突きをし、耳元でそっと呟いた。


「放課後、生徒指導室で指導してやる」