―――――――――
―――…2年後





真っ白なウエディングドレスに包まれた、美しい君。


左手の薬指に光る美しい結婚指輪。


「可愛いよ」


照れた顔を隠すように下を向く本当に可愛い君。


椅子に座る君の横に置かれたウエディングベア。


君の小さな赤い唇。


たまに毒を吐くエラソーなその唇。


だけど、僕の手にかかればそんなの…可愛いだけ。


ずっとずっと好きだったんだ。


君をメチャクチャにする事くらい………











許されるだろ?










愛してるよ…















莉緒。