「あ、後一個、良い事教えといてやろ。幸人、脇の下弱いんだぜ」


「―――…へえ?ニヤ」


あたしと中川は、意味深な笑いを交わした。


「おい、莉緒っ!早く行くぞっ!!」


幸人は、中川に見せつけるように、あたしの肩を抱く。


「中川っ!!次、莉緒に手ぇ出したら、許さないからなっ!!」


「……幸人(トキメキ中)」


「――…フッ.笑 大丈夫ですよ。そんな貧乳、興味ありませんから」


「なっ……!?怒」