「莉緒っ!!このワンピース可愛いよっ!!」
「あ☆ホントだ!!」
あたしは、お母さんが手にとったワンピースを見る。
今日は、お母さんと美姫姉とあたしで、幸人の家に挨拶に行く服を選んでいる。
「あ~あ、幸人なら美姫が結婚しても良かったんだけどなぁ」
美姫姉は、ただをこねる。
美姫姉は、去年うちの学校の生徒会をやっていた、超優秀高校生だったのだ!!
だから、今2年のあたし達は、当然、誰もが美姫姉の事を知ってるわけで。
幸人も、勿論の事、美姫姉の存在は知っていた。
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