何日かしたある日
青柳さんに呼び止められた
ものかげで何やら・・・・
暇なのかまた慎太郎がやってきた
物陰から聞こえていた
「圭太郎に弟を作りたい」
「じゃあ、話を進めるよ」
「ええ是非に」
「圭太郎君喜んでくれるかな?」
「大丈夫だと、今か今かと毎日五月蝿いくらいだから早めに」
「じゃあ、今週にしようか?」
「そうだね、青柳さんの都合がいいときで・・・・・」
「圭太郎も弟がでたら我が儘は言われないでしょう?」
商談成立、可愛い子犬をわけてくれるって
慎太郎が何やら誤解したようだ
その場から離れようとした志穂を引っ張り
「志穂はあいつとできているのか?俺、を見てくれないのか?志穂が青柳と一緒になりたいなら、圭太郎を渡してくれないか?」と・・・・
「何馬鹿な事を・・・・圭太郎は私の命 圭太郎がいなくなれば私は・・・奪わないで」
「弟作るんだろ?圭太郎要らないんだよな?」
バカって目に涙をため
慎太郎の頬を平手打ちに
パーチン
何がどうなってるんだ?
何故打たれる?