「この子が泣きながら歩いていたから、連れて来ました」とわるそびる事なく
「志穂ちゃんは?」と
圭太郎を抱っこした慎太郎が
「ほれ、圭太郎じいちゃんだ」と父親に渡した
「俺にそっくりだろ?」
その時秘書に連れられて志穂が来た
「圭太郎・・・・・・」
「志穂ちゃん、怖かった、あのおばちゃん圭太郎の事が嫌いだってほっぺを叩いたの・・・志穂ちゃん帰ろ、ばぁちゃん達が待っているから、じいちゃんも圭太郎あそこがいい、ここ怖いおばちゃん沢山いた」
「うん、帰ろ、ばぁちゃんもじいちゃんも圭太郎の事心配している、帰って、一杯抱っこして貰おう」
「ありがとうございました、慎太郎さんちゃんと婚約者を大事にしてくださいね、一夜だけの関係でこの子を授かりました、生涯大事にします」
ドアを閉め
「最後に昨日のお姉ちゃん達にごめんなさいして帰ろ?」
「うん、志穂ちゃん、ぽんぽんすいた、」
「圭太郎が好きなハンバーグ食べよう?」
二度と都会には・・・
私が帰るのはあの場所
のんびりとした時間の流れのままにいれる・・・・