後ろから追いかけられているので
止まる事もできず、
とりあえずその男子たちの横を通り過ぎた……『ガシッ』
「「「「「「え？」」」」」」
あれ？私今通り過ぎたよね？
なのに何でこの人に腕掴まれてんの？
驚きすぎてこの人の周りにいた人ともハモっちゃったし！！！！
あれ？？なんか、どっかで見たような…
あー、もういいや！
てゆうか今はそれどころじゃないんだった！
琴「あのっ！すみませんけど手話してもらえませんか！？ちょっと今急いでて……
ほんとお願いします！！！」
？「…んで……」
琴「え？」
？「なんで、追いかけられてんの？」
琴「いや、なんかこの学校に来る途中の道で桜を見てたら追いかけられまして……」
？「は！？それだけ！？」
琴「は、はい。私にもなにが起こってるとかよくわかんなくて…
と、とりあえずはなしてくださぃぃぃいいいいい！」
気づけば私の事を追いかけてきた人達がジリジリと迫ってきていた。
なんか、こうやってみると男の人ばっかで女の人が全然いないや…