「どんなに今 苦しくても“好き”って気持ちがあるなら…大丈夫だから。信じて!それに“愛理”って名前をつけたのはね…愛し愛される人に出会い、幸せになって欲しいって願いを込めてダイちゃんとつけた名前なんだから」
「えっ。あたしの名前にそんな理由があったの」
「クスッ。そう。それとあたしね…幼稚園の時に愛理から陸くんのことを好きって聞いた時にピーンと来たの。陸くんが愛理の運命の相手だったらいいなって…」
ママがあたしの頬を両手で優しく包んで
「だから絶対に諦めちゃダメ!!」
そうパワーをくれた…その時