「…いく。」



そう決めたらすぐに自分の指定された席にカバンをおく。



あきに会えると思えば少し沈んだ気持ちは軽くなる。



ほんとにやばい…。あき病。治せるのはあきしかいないし、原因もあきだなんて。



重病だ。



それにしてもなんでこんな棟遠いんだよ…。



あっちにいくのに最低でも5分はかかるんだけど。



去年のほうが絶対に良かった。神様イジワルすぎだよね。



そんなことをいろいろ考えながらあきの教室までいった。