~そして、六時間目の総合~

「後輩への作文を書いてください」

「めんどくさいね。」

「なに書けばいいんだよー。」

「あれ?上野先生は?」

「いないね。」

ガラッ

あれ?長谷川先生だ!

「菜々、長谷川先生がいるよー。」

「本当だ!そういうところは速いね。きずくのさ。」

受験の間なかなか、会えてなかったから余計にドキドキしてる。

「また、土田くんサボって…!」

ちなみに土田くんは藍の隣の席

いま、隣に…!

「先生!」

ちょっ!菜々なんで呼んでるのよ!

「どうですか?この作文。」

さらに近くになった藍はドキドキがMAX!

「はーっ。ドキドキした!何してくれるの菜々!」

「別に?」

作文が書きおわり

「先生、これどうですか?」

真剣に読んでくれてる

「すごく素敵な文だね!」

ニコッ

ドキドキやばっ!どうしよう~!久しぶり過ぎてダメだ。優しい笑顔だな~♪ってダメだよー!先生妻子もちだから。でも、かっこいい♪