「じゃあ私も帰りますね」

「今川!」

「はい?」

「なにか困ってるんじゃないのか?」

「え、いや、大丈夫です」

「本当にか?」

「はい・・・」

「すまん、ちょっと心配になってなにもないならそれでいい」

「ありがとうございます」

「その腕じゃしばらくは部活休んだ方がいいな」

今川の頭にポンと手をのせいうと

「先輩・・・」

「とりあえずはやくその腕なおして練習来てくれよ」

「はい!」

そう返事をして希美は行ってしまった

「ふ〜なにやってんだか」

「柏木!」

「まぁ紹也にしては上出来」

「どうも」