「先輩!」

「お!今川ちゃん」

そこには左腕に包帯を巻いた今川がいた

「どうした?その腕」

「ちょっと転んじゃって」

「最近学校も休むのが多いらしいけど?」

「まぁいろいろあって」

「そう」

「じゃあわたしは先に帰るから」

「柏木?」

「頑張れ部長」

小さな声と背中をポンと叩いて行った