「木田先輩!」

「ん?なんだ今川」

昼休み今川に呼び止められた

「少し話いいですか?」

「部活のことか?」

「はい!」

部活に真面目に来ているのは今川だけ

残りの2人は初めの二週間だけ来ていたがいまじゃ一週間に一度

「先輩は射る時に何か考えてますか?」

「んー特に逆に頭を真っ白にした方が集中できるかな」

「そうなんですね」

「弓道楽しいか?」

「はい!まだ的に届かないですけどたまに届くとうれしくて」

「俺もはじめた頃はそうだったな」

「先輩はいつから弓道を?」

「家が弓道の道場で5歳の時からかな」

「そうなんですか!」

「なんです」