風は強く

わたしに吹きかかる

冷たく

尖りながら


涙で濡れる

この頬に

痛いほど

突き刺すように

ずっとわたしの涙を

流れさせ

わたしを絶望に突き落とすだろう


悲しみの気持ちだけを

抱かせて