午前の授業ずっと花星のことしか考えてなかった


気づくともう昼休みになっていた


「蒼行くぞ」


あ、そうだ花星たちと食べるんだ


弁当を持って隣のクラスに行った


「今日は中庭で食べようよ」


「そうだね」


空の提案に嬉しそうに笑う花星
愛おしいなと思った


中庭は暑くて夏ってことを感じさせた
暑いから木陰にあるベンチに座って食べることにした
ベンチ2つに挟まれているテーブル


なんでだなんでなんだ
アイスのときと一緒で俺の隣は空そうなるともちろん海青の隣は花星


俺は花星に嫌われてんのか?


「私お茶買ってくるね!
みんなもなんかいる?」


「私、ピーチティー!」


「俺はストレートティー」


花星の視線がこっちにきた
目が合っただけでドキってした


「俺はレモンティー
あ、一緒に行こうか?」


「大丈夫だよ!
ストレートティーとピーチ…
カタカナ多くてわからなくなってきた…」


「俺が一緒に行くよ笑」


「じゃあお願いします
覚えてください笑」


海青のは良くて俺は嫌なのか??
やっぱり嫌われてるのか…