中学三年生の頃・・・



いじめは突然始まったんだ。



私は元気に今日も学校へと向かう。



途中でつまづいて転びそうになりながらも必死で学校へ走った。



その頃の私は、学校が楽しくて仕方なかった。



友達もいっぱいいて、人気者で、好きな男の子、彼氏だっていた。



優しいお母さん、お父さん、お姉ちゃんもいた。



すごく、すごく幸せだったんだ。



幸せすぎて怖いぐらいだった。



でも・・・



私は走って靴箱へ向かった。



そこで友達に会った。



私は



『おっはよーっ!!!』



そう友達に言ったんだ。



でも、その友達は



私を見て、すぐに目を逸らし、教室へ走って行った。



私は、初めは



『どうしたんだろう・・・??何処か具合でも悪いのかな・・・?』



そう思ったんだ。



でも、私のそんな考えはぐちゃぐちゃに踏み潰された。